小菅もと子さんは、映画と同じく愛知県豊明市の郊外に住む主婦。夫の母であるマサ子さんと同居後、マサ子さんの痴呆に戸惑い、悩みながら、マサ子さんの人生と本気で向き合っていった歳月を自ら綴ったのが、「忘れても、しあわせ」である。


眠っていた絵の才能を開花させたマサ子さんの新たな人生を、家族一丸となって応援し、遂にマサ子さんの個展を開くまでに至った感動の実話は、多くの人々を驚かせ、痴呆になっても、周囲の愛情と理解がその人の人生を輝かすことができることを証明した。

なお、この奇跡の実話は、もと子さんの著書が出版されるより前に、NHK-TVで「忘れてもしあわせ・痴ほうと向きあった家族再生の記録」というタイトルで紹介され、大反響を巻き起こした。